1 / 10 BREAD JOURNEY 07
まだ青い、夜明けの窓
パリの町が、まだ青い光に包まれているころ。パン屋の奥では、明るい窯と職人の手が動いていました。ぼくは布のひだに支えられた、細長い生地です。これからバゲットになります。外では店の戸が少しずつ開き、今日が始まろうとしています。けれど、パンの一日は、粉を量るところから、もう続いていたのでした。ぼくの中にたまった小さな泡が、出番を待っています。もうすぐ香ばしい匂いが、通りまで届くはず。町へ出る前に、まずはぼくがどうやって作られるのか、見てみましょう。
もっと知りたい!
バゲットは一日に何度か、少しずつ焼くことがあります。気温や湿度に合わせる仕事も、職人の技の一部です。
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