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朝の店で、くるり
まだ空が青くなり始めたころ、マレーシアのママック店から、鉄板の音が聞こえます。わたしはロティ・チャナイ。丸い生地の姿で、油をぬった台の上に待っています。料理人が手をすべらせると、わたしはくるりと回り、朝の空気へ大きく広がりました。「飛んでいる!」と、席の子が目を丸くします。けれど、これは見せるためだけの技ではありません。小さな生地を破らず薄くし、軽い層を作るための、何度も磨かれた動きなのです。
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ママック店は、インド系イスラム教徒の食文化から育った食堂。今では多くの人が集まる身近な場所です。
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